為替相場は、欧米の金利低下を背景に、主要通貨が対円で軟調な動きとなりました。こうした中、ドルは、8月の米国連邦公開市場委員会 (FOMC)議事録で連邦準備制度理事会(FRB)による大規模な資産買い入れに否定的な意見が見られ、追加金融緩和期待の後退で米国株式市場が売りで反応したことから、対円で一時83円台後半まで値を下げる場面も見られました。円は前日31日の東京時間10時の水準と比較し、対ドルでは84円台半ばから84円台前半へ上昇し、対ユーロでは106円台後半で小幅に上昇しました。
米国債券相場は、前述のFOMC議事録で追加金融緩和への期待が薄らいだものの、景気減速観測から買い圧力は強く、長期ゾーンを中心に利回りが低下しました。米10年国債利回りは、前日比−0.060%の2.468%となりました。また、ユーロ圏の債券相場も、8月のユーロ圏消費者物価指数でインフレの鈍化が示されたことなどから、利回りが低下しました。ドイツ10年国債利回りは、前日比−0.019%の2.116%となりました。
(投稿者 大久保)